公認会計士を目指す際に、最も重要なのが予備校選びです。
自分に合った予備校を選べるかどうかが、公認会計士試験の合否を左右すると言っても過言ではありません。
とはいえ、公認会計士の予備校はたくさんあるので、どこを選んだらいいのか迷うと思います。
数ある公認会計士の予備校の中で、主に社会人や主婦など「〜をしながら資格取得したい」という亜方に人気なのが、クレアール公認会計士講座です。
「非常識合格法」というのも気になるところ。
そこで今回は、ネット上の信頼できる口コミを分析して分かった、クレアール公認会計士講座のメリット・デメリットについて、お伝えしていきます。
クレアール公認会計士講座のメリット
クレアール公認会計士講座のメリットとして主なものは、以下の4つです。
- 教材がわかりやすい
- 効率的に勉強できる
- コスパがいい
- サポートが手厚い
クレアール公認会計士講座は、「安く」「早く」合格したい方向けの講座です。
そのため、「隙間時間」で「薄いテキスト」など、効率を追求した学習スタイルが特徴になっています。
最小限の時間で勉強できるため、コスパも抜群です。
メリット1.教材がわかりやすい
クレアール公認会計士講座の代名詞ともいえる「非常識合格法」とは、学習範囲を「重要部分のみ」にフォーカスして、無駄を徹底排除したメソッドの事です。
そのため、業界の常識を破るほどの薄いテキストに、重要部分が詰め込まれています。
テキストは、図や表、フローチャートなどが活用されていてわかりやすいと評判であり、問題も精査されていて、論文対策講義テキストに載っている問題が本試験でそのまま出されるなど、的を得ていると好評です。
メリット2.効率的に勉強できる
非常識合格法のもう一つの特徴は、WEB講義です。
1講義の時間が30分と短く区切られているため、自分の都合に合わせて隙間時間で視聴でき、時間を効率的に使うことができます。
電車での移動中や、ちょっとした待ち時間などに小分けにして学習することで、集中力を切らさずに勉強することができるわけです。
倍速再生も可能なので、自分が理解できている部分や不要だと判断した部分は倍速再生することで、さらに効率を高めた勉強が可能になります。
また、テキストも薄いため、公認会計士試験の膨大な範囲を全て勉強する必要がなく、重要な問題だけに絞って勉強できるので、勉強時間が少なくて済みます。
メリット3.コスパがいい
クレアール公認会計士講座のメリットとして大きいのが、受講料の安さです。
大手予備校の受講料が75~85万円ほどであるのに対し、クレアールは2年コースで45~55万円ほどと安くなっています。
これは、クレアールが校舎を持たない通信のみの予備校であるということと、クレアール独自の非常識合格法により、テキストのボリュームが少ないことが主な理由です。
また、月ごとの割引や、所有資格による割引などもあり、実際にはもっと安い受講料で受けられることもあります。
クレアールは最短の時間で合格を目指しているため、他のところのように4年も5年もかける必要がなく、そういった点でもコスパがいいと言えるでしょう。
メリット4.サポートが手厚い
クレアールは通信講座の特性を生かし、電話・メール・スカイプなどいろいろな手段でのサポートを行っています。
担任制を採用しており、毎月のフォローアップや学習ガイダンス動画の配信があるほか、勉強の進め方や進捗管理、学業・仕事とどう両立するかなど、一人の先生がついていてアドバイスをくれることで、安心感も強いと言えるでしょう。
質問や相談は回数無制限で予約不要、メールは24時間いつでも、電話は毎日何度でも利用でき、回答も迅速で丁寧という評判です。
また、万が一不合格になっても、プラス1年間は講義を受講できるというサポート体制もあります。
クレアール公認会計士講座を受講するメリットに関する口コミ
クレアールの公認会計士講座を受講するメリットに関する口コミをいくつかピックアップしてご紹介します。
問題集の答練や模試の問題が良質で、丁寧にこなせば確実に力が付きます。過去問は単元別で、詳細な解説も付いていて便利でした。
クレアールは他社の半分くらいの価格で受講できましたが、講座自体は他社に劣ることなく、非常識合格法も私にぴったりで、結果的に一発で合格できました。
社会人なので時間がなく、通勤時間や隙間時間にいつでも勉強できるのがとても助かりました。会社の昼休みに電話で質問することもできて、効率的に勉強できたのが良かったです。
他にもネット上には、クレアールのメリットに関する口コミが数多く掲載されています。人によってどの公認会計士講座を受けるのが良いのかが違ってくるので、上記以外にも必ずチェックするようにしましょう。
クレアール公認会計士講座のデメリット
クレアールのデメリットは、以下の3つです。
- 効率性重視のため、網羅性が低い
- 受講生が少ない
- 勉強仲間と出会えない
規模の小さい、通信講座ならではのデメリットと言えそうです。
デメリット1.効率性重視のため、網羅性が低い
クレアールの非常識合格法は、効率性を高めるため、必要最低限の「コア論点」に絞ったカリキュラムが組まれています。
そのため、重要な論点以外の細かい点は網羅していません。
公認会計士試験の範囲を全体的に勉強したいと思っている方には物足りないと思われるようです。
デメリット2.受講生が少ない
公認会計士試験の合格は、偏差値によって決定されます。
つまり、「何点取ったら合格」ではなく、「受験者の中で上位何名までが合格」という形なのです。
大手予備校であれば、受験生が多いので、その模試等で自分の合格可能性を常に知ることができますが、クレアールは受講生が少ないので、偏差値を比べることができません。
ただ、クレアールで勉強しながら、大手予備校の模試を受けることはできるので、そうすれば、このデメリットは回避できるでしょう。
デメリット3.勉強仲間と出会えない
クレアールは通信講座なので通学する校舎もなく、受講生も少ないため、勉強仲間と出会えない、というデメリットがあります。
ただ、SNS上でクレアール受講生を探すなどの方法はありますし、そもそも短期間で合格を目指しているなら、勉強仲間と切磋琢磨している暇もないくらいなので、大したデメリットとは言えないでしょう。
クレアール公認会計士講座を受講するデメリットに関する口コミ
テキストが薄すぎて不安でしたが、勉強してみると、重要な点はすべて含まれているので、物足りなさは感じたものの、結果的には効率的に勉強できたと思います。
短答式過去問題集は良問ですが、3年分では少なく感じたので相談すると、無料で過年度のテキストを送ってもらえて、ありがたかったです。
一人で勉強するのは不安でしたが、大手予備校の模試だけ受けた時に、知り合いもできたし、自分の偏差値も知ることができたので、勉強はクレアールでして、模試だけ大手のを受けるという手もありかと思います。
他にもネット上には様々なデメリットに関する口コミが掲載されているので、ご自身に合うかどうか口コミを検索して探してみると良いでしょう。
クレアールが向いているのはこんな人
クレアールのメリット・デメリットと、それぞれの口コミをご紹介してきました。
以上のことから考えると、クレアールに向いているのはこんな人であると言えます。
- 費用を安く抑えたい人
- 自分のペースで効率的に合格を目指したい人
- 働きながら公認会計士を目指す人
クレアールは、上記のように、働きながらで、時間もお金も多くを費やせないけれども、効率的な学習で短期間で合格したいという方などにおすすめです。
クレアールは無料で資料請求できると同時に、一部講義も無料で視聴することができます。
実際に実践可能なカリキュラムかどうかを確認し、授業の質を確かめた上で、検討してみてはいかがでしょうか。