【クレアール公認会計士講座】実際の合格率はどの程度?実際に通った会計士が論理的に予想します

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会計士資格

公認会計士講座を受講できる予備校はたくさんあります。

その中でも公認会計士講座をクレアールで受講しようと思っている方もいるかと思いますが、気になるのが合格率だと思います。

そこで今回は実際にクレアール公認会計士講座に通った会計士が実際の合格率はどのくらいなのかを論理的に予想していきたいと思います。

クレアールの公認会計士講座の合格率は公開無し

クレアールの公認会計士講座は、非常識合格法というクレアールオリジナルの学習方法を取り入れています。

試験範囲などをあらかじめ分析し、必要な知識のみを身に着ける学習方法を採用しているため、公認会計士試験に効率良く合格できるというメリットがあります。

その為、勉強時間と勉強期間を短縮できるので、時間を作るのが難しい社会人の方にもおすすめの通信講座になります。

そこで、気になるのが合格率です。

しかし、クレアールは公認会計士講座の合格率は公開していません。

「公開していないということは、合格率が悪いの?」と思われる方もいるかと思いますが、実際のところはそういうわけでもないので、これから解説していきます。

クレアールの公認会計士の合格率を色々な要素から予想!

クレアール公認会計士の合格率は良いのか悪いのか、わからず不安な方もいるかと思いますので、合格率をいろいろな要素から予想していきたいと思います。

<予想1>まずは公認会計士試験の合格率はどれぐらい?

まずは、公認会計士試験自体の合格率から解説していきます。

公認会計士試験の合格率は短答式で10%台前半、論文式で30%台半ばとなっていて、全体の合格率は10%前後となっています。

平均で10人に1人しか合格することができない資格ですので、弁護士や医師などと同じ三大国家資格の一つに入るので、かなり合格難易度の高い資格になります。

ですが、他の国家資格と比較すると、社労士は合格率6%、司法書士は合格率4%前後になるので、公認会計士の合格率の方が高いことも事実ではあります。

平成19年には合格率19.3%という数字を出したこともあり、平成23年の合格率は6.5%と、10%を切る年もありましたが、ここ近年の公認会計士試験の合格率は10%前後を保っている状態です。

大きな変動も特になく、安定しているので、今後も同様の水準で続いていくと考えて大丈夫だと思います。

令和3年度の公認会計士試験の合格者は1,360人で、男性は1,063人・女性297人で男性が多い傾向にあり、5人に1人が女性という割合になります。

合格者の平均年齢は24.5歳でやはり若者が多い傾向にありますが、中には60歳で合格している方もいます。

ではなぜ公認会計士試験の合格率が低いのか。

それは分量が非常に多いので、全部の範囲を完璧にするまえに試験当日を迎えてしまう受験生が多いからだと思われます。

公認会計士試験に合格するには、平均4,000時間程の勉強時間が必要と言われているので、この4,000時間は税理士の3,000時間、社労士の1,000時間に比べると圧倒的に長い勉強時間が必要になります。

また、合格ラインも高めで設定されているので、合格基準点を超えるために確実に勉強をしなければいけないことも合格率が低い理由に一つになります。

司法試験や税理士試験は受験資格を設定して、受験者を一定のレベル以上に絞っているのですが、公認会計士試験は受験資格など特に必要がなく、誰でも試験を受けることができます。

その為、試験合格ラインに達していない人でも受験することができるので結果として合格率が低くなっているという状況になります。

<予想2>他の公認会計士講座の合格実績から、合格率を出してみる

続いては、他の公認会計士講座の合格実績から、公認会計士試験の合格率を出してみます。

2021年2020年2019年2018年
受験者数合格数合格率受験者数合格数合格率受験者数合格数合格率受験者数合格数合格率
公認会計士論文試験全体不明1,196人-不明1,335人不明-1,337人--1,305人-
資格の大原不明397人不明不明399人29.9%不明470人35.2%不明486人37.2%
資格の学校TAC不明289人37.9%不明401人30.0%不明360人26.9%不明357人27.4%
CPA会計学院不明510人35%不明359人26.9%不明357人26.7%不明223人17.1%
LEC東京リーガルマインド不明不明-不明不明-不明不明-不明不明-
クレアール不明不明-不明不明-不明不明-不明不明-

公認会計士試験の合格率などを各予備校でまとめてみました。

とはいっても、合格者数を公式で発表しているのが、資格の学校TACや、資格の大原、CPA学院の3校だけだったのですが、この3校が公認会計士試験の合格者のほとんどを埋めていて合格率は各校30%前後と高めです。

公認会計士の資格取得に向けた予備校は資格の大原と、資格の学校TACが最大手で昔から君臨していましたが、2019年の試験結果からは、見てわかるようにCPA学院が合格者数を大幅に伸ばして大原とTACに並び、3大予備校として世間に知られるようになりました。

その傾向は2020年、2021年の試験結果をみても分かると思います。

CPA学院の合格者数は大幅に伸びてきていて、2019年にはTACとほぼ同数にまで上り詰めています。

2020年の公認会計士試験では、大原とTACの合格者数はほとんど変わらずトップで、CPA学院は合格者数を2019年度と同じ水準を維持するなどとして、3強体制が続いている状態です。

クレアールとLECは合格者数を発表していないため、合格率はわかりませんでしたが、ほとんどの受講生が公認会計士の資格を取る際に大手予備校を選ぶため、クレアールとLECは受講生の数が少なく、そもそも合格率を算出するためのサンプル数が少ないという点もあります。

<予想3>クレアールで公認会計士試験で通った僕の所感(合格率について)

先程も解説した通り、クレアールは公認会計士試験の合格者数や合格率を公表していません。

そこで、実際にクレアールで公認会計士試験を受験した僕の所感で合格率について予想していきたいと思います。

そもそもクレアールは通信講座なので、他の受講生などの状況はあまりわかりませんが、僕の友人や、その友人の友人も、僕が知り得る中でクレアールの公認会計士講座を学んで試験に合格した人は、僕が受けた最初の年で、10人中2人。

そして僕が試験に合格した年で11人中3人だったので、そこから予想すると合格率は20~25%前後なのではないかと思います。

【そもそも論】効率性は合格率を凌駕するメリットである

先述の通り、僕の所感ではクレアールの合格率は25%前後くらいなのではないかと思います。

全体的な受験生の合格率が10%前後に対し、25%は良い数字と言えるものの、他の大手予備校が公開している合格率に比べるとやや落ちるという感じでしょうか。

ただし、合格率が良い予備校や通信講座を選べば良いとは限りません。

合格率を公開している予備校のほとんどは、

  • 回答が強制ではなく、任意のアンケート調査によって合格率を出しているため、そもそもアンケートへの回答者に非合格者が少ない可能性がある
  • 合格に要した年数がランダムである(つまり、5年以上かかっている人も含まれている)

という傾向があるため、合格率の高さが予備校の実力を表しているというわけではないのです。

例えばですが、

  1. 合格率は30%だが、平均学習年数は5年
  2. 合格率は25%で、平均学習年数は2年

だとすれば、間違いなく多くの人が2の予備校を選ぶでしょう。

クレアールのウリはどちらかと言えば、効率性。

要点を絞った学習プログラム(非常識合格法)により、安価かつ短期間での試験合格レベルへの到達を主眼においたものであり、試験合格までに要する時間的コスト+金銭的コストが低くなる傾向にあるという点で私は推奨しています。

>>クレアール公認会計士講座 公式サイトはこちら

クレアール公認会計士講座のメリット・デメリットまとめ。参考になる口コミも紹介
クレアール公認会計士講座を受講するメリットやデメリットをネット上にあがっている口コミから分析してご紹介!どの公認会計士講座を受講しようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
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