資格の大原は、公認会計士講座を開講している予備校の中でも、トップクラスで受講者数が多い大手予備校です。
実際に、資格の大原の公認会計士講座を受講した方のうち、どのぐらいの割合が合格しているのでしょうか。
また、平均的にどれぐらいの勉強期間で合格をしているのでしょうか。
今回は、資格の大原の公認会計士講座の合格率や、資格取得までの平均期間について解説していきます。
資格の大原公認会計士講座の合格率はどの程度?
資格の大原の公認会計士講座の合格率は非公開となっており、正確な数字を知ることはできません。
しかし、唯一、資格の大原から公表されているのが合格実績です。
合格率を公表していない理由としては、推測の域を出ませんが、単純に資格の大原のような大手予備校の場合、受験をする人の数が多く、合格者数は多くても、合格率がそこまで高くない可能性があるのでは、と考えられます。
しかし、資格の大原は一発合格をスローガンとして掲げていますが、2021年に大原から公認会計士試験を受験した人の50%以上の受験生が初学者コースで一発合格しています。
1発合格を達成するために、資格の大原では、得点に結びつく重要な部分のみを学習する、効率的な学習方法を取り入れており、インプットとアウトプットの目安量を設定したり、科目ごとの対策をスタートさせる時期を細かく設定したり、様々な工夫を行っています。
2021年の公認会計士試験の合格者数は1,360人ですが、そのうち大原の合格者は390人となっており、合格者全体の約30%を占めています。
つまり、大原は初学者で、知識0の状態から試験勉強を始めても、十分合格を狙える学力を身につけることができる、ということです。
難関資格にも関わらず、ここまでの合格者を輩出している予備校は他にないので、試験に自信のない人や、まだ資格勉強をしたことがない人、1発合格を目指したい人などにおすすめです。
論文試験における占有率は約30%程度と高い水準を維持している!
資格の大原では、公認会計士試験における合格率を公開していないかわりに、合格者数を公開しています。
公認会計士試験の合格者数は、毎年発表されているので、その数と比べると、2021年の論文試験における占有率は約30%です。
資格の大原の公認会計士試験の累計合格者数は、同じく大手予備校のTACなどと比べると負けていますが、ここ近年の推移で比べると、TACの合格者数を超えています。
年度 | 論文試験の合格者数 | 論文試験における占有率 |
---|---|---|
2019 | 470人 | 35.15% |
2020 | 399人 | 29.89% |
2021 | 397人 | 29.19% |
表を見てわかるように、2019年から論文試験における資格の大原の占有率は下がっていますが、2020年から、約30%をキープしています。
年々占有率は下がってきていますが、2021年に合格した397人のうち、200人近くが1発合格です。
このデータを見ても、資格の大原の公認会計士講座が1発合格に強い予備校といわれているのも、十分納得です。
また、全国1位の合格者も輩出しているなど、資格の大原の公認会計士講座は、合格実績という面では、数ある予備校の中でもトップクラスというのがわかります。
ただし、合格率の面から見ると低い水準になっている可能性も
資格の大原の公認会計士講座は公認会計士試験の論文試験における合格者の占有率が高く、平均約30%で推移しています。
この結果だけを見ると、合格率が高そうにも思えますが、資格の大原の公認会計士講座から公認会計士試験を受験する人数が単純に多いので、合格率自体はそれほど高くない可能性があります。
しかし、資格の大原は全国1位の合格者輩出以外にも、2位、5位、9位と上位合格者も輩出しているなど、他の予備校に比べて数という面で圧倒的な実績を残しています。
これだけ高い実績が残せているのは、ひとえに資格の大原の学習環境やサポート体制が整っていることや、一発合格に直結する効率的な勉強メソッドが確立しているからです。
しかし、合格率を発表していないのは事実なので、受講するのが不安だという方は、他の合格率を公表している予備校を検討してみましょう。
資格の大原公認会計士講座を受けた人の資格取得までの平均期間はどれくらい?
資格の大原の公認会計士講座において、資格取得までの平均期間は最短で数ヶ月、最長で2年となっています。
また、初学者コースでは最長で1年です。
それぞれ能力に合ったカリキュラムが用意されているため、初学者でも1年での試験合格が射程範囲内になっています。
また、公認会計士以外の資格講座も含めたデータではありますが、資格の大原で合格した人のうちの50%以上が、初学者コースで合格しています。
資格の大原は合格率を公表していないが、公認会計士試験の占有率は毎年高い水準を維持している!
今回は、資格の大原の公認会計士講座を受講した人の合格率や、資格取得までの平均期間について解説しました。
合格率を公開している予備校が多い中、資格の大原は、合格率を一切公開していません。
資格の大原から受験する生徒が多いので、合格率は低いのではないかと言われていますが、公認会計士試験における論文試験合格者の占有率は平均30%と、毎年高い水準を維持しています。
また初学者の一発合格率も高くなっています。
どの予備校で受講するか迷った時は、大手である資格の大原の、公認会計士講座を検討してみてはいかがでしょうか。