はじめまして。公認会計士KOYAMAです。
6年間の監査法人勤務を経て、2021年に独立。フリーランスの公認会計士として、主にベンチャー企業や中小企業など、「小さな会社のCFO」として主に財務会計のコンサルティング業務を行なっています。
独立したばかりで、まだ非常勤の監査法人職員として週に2日はバイトをしていますが、事務所もHPもない中、お客様の紹介や、かつての勤務先からの紹介によって、地道にクライアント数を増やしています。
目標は2023年に都内に事務所を構えることです。ゆくゆくは日本では珍しい「小さい会社をメインに取り扱う財務会計事務所」として、日本を中小企業やベンチャー企業からサポートしていきたいと思っています。
人生を変えてくれた出会いとクレアールの公認会計士講座
実は僕はこう見えて、公認会計士になる前は、元底辺ホストのビリギャル男でした。
高校を卒業して大学に行ったはいいものの、やる気が全く出ず、大学にも馴染めず2年で中退。そして、何を思ったか、新宿歌舞伎町のホストクラブでホストとして張り合いのない日々を送っていました。
後輩がホストとしてどんどん指名をとって稼いでいく中、僕はそこでも中途半端に頑張ることしかできず、手取りはわずか10万円足らず。ホストクラブの寮で毎日カップラーメンを啜る毎日でした。
そんな時に偶然出会ったのが、高校の時の同級生のOくんでした。高校の時は僕と同じぐらい頭が悪く、柄も悪かったのに、そんな面影は一切感じないほど、髪は短髪で高級感のあるチャーコールグレーのスーツをビシッと着こなし、「できるサラリーマン」って感じだったのです。
「どうしちゃったんだ?」と聞くと「実は俺、公認会計士になったんだ」と一言。最初僕は公認会計士っていうのが一体なんなのかがわかりませんでしたが、Oくんのしている時計やスーツ、バッグなど身につけているものから明らかに年収は1,000万以上行ってるなぁというのだけは、はっきりとわかりました。
家に帰ってからなんかそのOくんの事が頭から離れなくて、公認会計士についてスマホで調べてみると、弁護士並にめちゃくちゃ難しい資格だということがわかりました。
「なんであんなにバカだったOくんが・・・こんな頭のいい資格をとって、めっちゃいい生活をしていて、僕は昔のままなんだろう・・・」なんだか無性に悔しくなってきたんです。
「Oくんがなれるなら俺でもなれるのでは?」と思い、クレアールの公認会計士講座を受講し始めたのがすべての始まりです。「公認会計士になりたい」というより、「なんでOくんが公認会計士になれて、俺になれないのか」という悔しさが全ての始まりでした(笑)
クレアールの公認会計士講座受講当初はやばかった・・・。
クレアール公認会計士講座を選んだ理由は、公認会計士という知識には全く興味はなく、公認会計士の試験に合格をすることを重視していたからです。
別にまぐれでもいい、「とにかく試験に受かりたい」という一心だったので、一番効率的に受講できる公認会計士講座はと調べたらクレアールが出てきたんです。
しかし、勢いで受講したはいいものの、勉強をずっとしてこなかった僕ですから・・・簿記の初期の勉強から大きくつまずきました。「まじでこれ俺受かるのかな?」と何回思ったかわかりません。
最初からちんぷんかんぷんでした。
でも、何回も何回もクレアールのテキストを解き直していくうちに、少しずつですができるようになっていきました。もちろん普通の人よりスピードは圧倒的に遅いですが・・・。
途中からテキストの問題が解けるようになっていくのが面白くなってきて、地道に点数を上げ、ようやく2年目で短答式試験の3割程度に。(普通に勉強してきた人なら2年勉強すればもっと取れるでしょうね・・・汗)3年目では5割、4年目で7割で無事合格することができました。
理解していたというよりは、クレアールが「試験を突破する」ということを目標に効率を重視したテキスト構成をしていたから、何度も同じ問題を問いて頭に叩き込み、1つひとつ要点を抑え、単純に問題に強くなっていったんですね。まぁ努力の賜物といえば聞こえはいいですが…(笑)
そこから論文式試験は割とスムーズに合格して、4年目にして無事試験を突破。念願の公認会計士になることができました。(まぁまだそこから実務経験と実務補修があるのですが・・・)
その後はホストをやめ、大手の監査法人に転職。底辺ホストの生活から脱出することができたのです。
本当にあの時Oくんとの偶然の再開がなければ、またクレアールの公認会計士講座がなければ僕は公認会計士になるという選択肢すら浮かばなかったでしょう。
本当に人生って分からないものです。
公認会計士KOYAMAが「小さな会社」にこだわる理由
なぜ中小企業や、ベンチャー企業を中心に、小さな会社にこだわるかと言うと、ズバリ、中小企業やベンチャー企業には財務会計を理解している人材がいなさすぎることに気づいたからです。
監査法人時代には大手企業などをクライアントとして会計財務のアドバイザリー業務を行なってきましたが、フリーランスになって初めて仕事を受けたのは、都内のマーケティング会社でした。社員は20名ほど。売上も表向きは上がっていて、社内の雰囲気もやる気に満ち溢れていて、よくいう勢いのあるベンチャー企業だったが、決算資料を見て愕然。
あれだけ売上が上がってるのになんで利益がこんなにも少ないのか・・・。
節税対策とか言ってるけど、これまで色々な企業の決算書や財務事情や黒字倒産などの実情を見てきたからこそ、自分の首を自分で閉めているようにしか見えませんでした。
これが中小企業やベンチャー企業の実情なのか・・・。
なぜ、中小企業やベンチャー企業がこういう現状なのか、色々な公認会計士仲間に聞いて回った結果、辿り着いた答えが、「中小企業やベンチャー企業を専門に活動する公認会計士が少ないから」というものでした。
中小企業やベンチャー企業はいわゆる成長に多くの投資を行なっているため、「潰れない財務や会計」にお金をかけられないのです。そういったところにお金をかけるという意識がないために、中小企業やベンチャー企業は「お金にならない仕事」と思われてなかなか受けようとする公認会計士がいないのです。
日本の企業のうち90%以上は中小企業が占めています。「このままでは日本の中小企業やベンチャー企業がどんどん生まれては死んでいってしまう。一向に成長していかない」という危機感を覚え、僕は「中小企業やベンチャー企業の外部CFO」として活動しようと決めました。
公認会計士KOYAMAのHPではこんなことを発信していきます!
私自身が、本当に数年前までは本当にただの底辺ホストで、いわゆる「落ちこぼれ」でした。勉強も全くできない状態から勉強を初めて、4年で公認会計士になったと言う経験から、僕は「誰でもやる気になれば、公認会計士になれるし、人生はいつでもやり直せる」と思っています。
こんな経験から、公認会計士KOYAMAのHPでは、「小さな企業の財務会計知識」などの他に、「これから公認会計士になって人生を変えたい」という方向けの情報発信を行なっていきたいと考えています。
例えば、「公認会計士講座はどこを受講するのがいいの?」などです。
公認会計士KOYAMAのHPの発信を見て、少しでも色々な方に「人生は捨てたもんじゃない!どこからでもやり直せるんだということ」を公認会計士という立場からお伝えできればと思っています。