公認会計士講座をかなりの低価格で開講しているクレアールですが、気になるのは講座内容の質だと思います。
実際に悪い評判などもあるので、今回はクレアールの公認会計士講座の悪い評判は本当なのか、意外なデメリットがあるのかを解説していきます。
クレアールの口コミなどでよくあがっている悪い評判を検証
まずはクレアールの公認会計士の口コミのサイトなどでよくあがっている悪い評判を、口コミを交えながら検証していきます。
悪い評判1:テキストが薄くて不安
一番多いと思われる悪い評判はテキストが薄いというところです。
まずは口コミから紹介します。
クレアールの公認会計士講座を受講してまず思ったのはテキストが薄い!です。
他の予備校と比べ物にならないくらい薄いので、正直不安でしかたなかったです。
イラストや図解を見ながらの方が理解しやすい私にとっては文章しかないのはマイナスでした。
重要論点などがわかりやすく解説されているのは良かったですが、総合的にみると市販のテキストの方がわかりやすいのかなとも思います。
クレアール 公認会計士講座 H.Aさん 20代女性
クレアールの公認会計士講座はテキストが薄くて不安という声がありますが、クレアールはむしろそこがウリでもあります。
クレアールは非常識合格法を取り入れているので、合格に必要な内容を繰り返し学習することを目的としています。
その為、テキストを薄くすることにより、繰り返し復習することができて、自然と合格できる実力が身につくように工夫されているのです。
テキストが厚ければ厚いほど安心感が沸きがちですが、膨大な範囲の試験になるので、重要論点だけをまとめてある薄いテキストの方が理解度をより深く高めることができます。
悪い評判2:受験者数が少なく、合格レベル判断が難しい
続いての悪い評判は受験者数が少ないから合格レベルの判断が難しいというところです。
まずは口コミから紹介します。
クレアールの公認会計士講座は試験を受ける人が少なかったので、合格レベルの判断をするのが難しかったです。
公認会計士講座は相対試験になるので、合否は偏差値によって決まってしまいます。
クレアールの中で仮に上位だとしても、それは数少ない人数の中での上位なので全受験者の中で自分がどのレベルにいるのかがわからなかったので不安でした。
クレアール 公認会計士講座 K.Hさん 20代男性
クレアールは他の予備校に比べても受験者数が少ないので自分がどの程度のレベルなのかの判断をするのが難しいのです。
公認会計士試験は全受験者の上位〇〇名までが合格という形で合否が決まってしまう試験なので自分がどの位置にいるのかわからないのはかなりのデメリットとなります。
ですが、クレアールの公認会計士講座を受講していたとしても、大手予備校の模試を受けることができます。
その模試を定期的に受けることによって、より多くの受験を予定している人の中での自分の合格レベルを知ることがきるので、合格可能性の判断がしやすくなります。
悪い評判3:テキストやカリキュラムが網羅的ではない
3つ目の悪い評判はテキストやカリキュラムが網羅的ではないというところです。
こちらも口コミから紹介します。
クレアールは非常識合格法なので、重要論点などはわかりやすく表記されていて良かったのですが、重要な部分だけに絞り込まれているので、他の予備校でなら勉強するところが省略されていたりして、大丈夫かなと不安もありました。
公認会計士講座の全範囲を勉強したかった私にとって網羅的ではなかったところは少しデメリットに感じました。
クレアール 公認会計士講座 E.Tさん 20代女性
口コミをみても分かる通り、クレアールの公認会計士講座は講義のカリキュラムとテキストが網羅的ではないという意見がみられます。
クレアールは非常識合格法というクレアールの独自の学習方法を採用しているのですが、非常識合格法は過去の試験で必ず出題されている論点や、出題される可能性の高い論点に絞り込み、合格を目指すという方法です。
全範囲を学びたい方にとってはデメリットに感じでしまう勉強法かもしれませんが、時間がなく、重要な箇所だけを学びたい方にとって非常識合格法はメリットに感じると思います。
悪い評判4:通学制ではなく通信制なので、自分で勉強できる人ではないと合格は難しい
続いての悪い評判は通信制のみのため、自分で勉強できる人ではないと合格は難しいというところです。
口コミから紹介します。
クレアールで講座を受けてみて、他の予備校は通学、通信と選べたりしますが、クレアールは通信専門の予備校なので、自分一人で学習できない人には向かないと思いました。
僕は、一人でもできるタイプだったのですが、学習に詰まったりした時はしんどかったです。
クレアール 公認会計士講座 E.Uさん 20代男性
クレアールでは他の予備校みたいに机を並べてみんなで勉強するということができない為、友達などに会えないというデメリットがあります。
ですが、現代はSNS社会なのでSNSを利用して勉強仲間をつくって、情報交換などをしたりオンラインで一緒に勉強するということもできるので大きなデメリットではないです。
悪い評判5:テキストが白黒でシンプルすぎる
最後に紹介する悪い評判はテキストが白黒でシンプルすぎるところです。
口コミから紹介します。
テキストと聞くと全ページフルカラーなものをイメージしますが、クレアールのテキストは昔ながらの全ページ白黒というシンプルなものでした。
今まで市販のフルカラー教材で勉強していた私にとっては、わかりにくかったです。
講義がメインの講座なので、テキストに図表などの記載も特になく、テキストをメインで学習しようと思うと説明が物足りなく感じる場面が多々ありました。
クレアール 公認会計士講座 A.Yさん 20代女性
クレアール公認会計士講座のテキストは白黒でシンプルなため、フルカラーで慣れている方にとっては少しデメリットに感じてしまうようです。
図表などもなく驚くほど薄いテキストになっているので、そういう点もデメリットに感じる方がいるようです。
ですが、白黒なのでカラーペンなどで印をつけやすく、内容もとてもコンパクトにまとめられているので、何度も繰り返すことができ、確実にインプットすることができるというメリットもあります。
クレアールの公認会計士講座自体が悪いという訳ではなく、向き不向きがある!
クレアールの公認会計士講座の悪い評判、デメリットを紹介しました。
実際に悪い評判はありましたが、クレアールの公認会計士講座は非常識合格法という網羅的ではない学習方法になるので、他の予備校の講座と比べてテキストが薄く、カリキュラムや内容もかなり絞り込まれているため、何度も繰り返し勉強して、テキストが擦り切れるほど解くのが一番効率的な活用方法だと思います。